期間工(期間従業員)のメリット・デメリット【愛知県のデンソーで働く私がお話しします】

期間工 期間工

デンソー期間工まこです!

みなさんは「期間工(期間従業員)」を知っていますか?

期間工とは、一定の期間だけ工場で働く契約社員のこと。そんな期間工は、未経験者でも短期間でしっかり稼げるメリットについて取り上げられることが多くなっています。

しかし、メリットだけではなく、デメリットも気になるところ…。

そこで、今回は愛知県のデンソーで働いている私が、期間工のメリット・デメリットについて解説します。

実際に期間工として働いている私だからこそ知る、リアルな声をお届けします!

期間工(期間従業員)とは

まず、そもそも「期間工(期間従業員)」とは何?というところから説明しますね。

期間工とは、一定の期間だけ工場で働く契約社員のこと。

一定の期間だけ、と聞くと派遣社員をイメージする方もいるかもしれません。しかし、期間工と派遣社員は雇用関係を結ぶ相手が異なります。

期間工は募集している企業と、派遣社員は派遣元の人材紹介会社と雇用契約を結びます。

期間工は、企業と直接雇用契約を結ぶため、給料や各種手当、福利厚生などが比較的好待遇となっています。

期間工の募集が多いのは、自動車メーカーをはじめとする製造業の現場です。トヨタやホンダ、日産、スバルなど。どこも有名な大企業ですよね。

期間工は、一定の期間だけですが、そんな有名企業で働くことができます。

ほとんどの企業では年齢制限がなく、基本的に18歳以上であれば期間工として働くことができます。

期間工の給料は、一般的に年間400〜500万円と高く、寮に住み込みで働ける職場も多いため、生活費を抑えながらどんどん貯金を増やすことができますよ。

期間工の主な仕事内容は、部品の製造です。具体的には、自動車部品の取り付けや点検などのライン作業をおこないます。

作業内容自体は単調で飽きてしまう方もいるかもしれませんが、黙々と作業したい方にはおすすめです。

私は、期間工の仕事がけっこう向いているな、と思っています。面倒な人間関係もそんなに気になりません。

期間工のメリット5つ

続いて、期間工の高い給料やそのほかのメリットを紹介します。主なメリットは以下の5つ。

①短期間でしっかり稼げる|貯める方は3年間で900万の貯金

②未経験者でも好待遇の求人が簡単に探せる

③大手メーカーで働ける(正社員登用制度もあり)

④退職時には失業保険が待機期間なしでもらえる

⑤日本各地での生活を楽しめて休みの日には観光できる

それぞれについて詳しく解説します。

①短期間でしっかり稼げる|貯める方は3年間で900万の貯金

期間工の年収は、一般的に400〜500万円と高く、無料の寮に住めることも少なくありません。そのため、生活費を抑えつつコツコツ貯金することができます。

堅実に貯められる方は、3年間で900万の貯金に成功したとのこと。ちなみに、私は前回の期間工では、在籍2年間で約420万円貯めました。

この金額はけっこういいんじゃないかな!と思っています。

②未経験者でも好待遇の求人が簡単に探せる

期間工には給料以外にも様々な手当てがあります。たとえば、各種保険完備だけでなく、満了慰労金や報契金が付いている求人も少なくありません。

  • 満了慰労金とは、契約期間を満了した際に支給される手当てのこと。
  • 報奨金とは、貢献や努力を奨励するために支給される手当のこと。

手当ての金額や支給されるタイミングは企業によって違うので、雇用契約を結ぶ前に確認しておくとよいでしょう。

ちなみに私は、前回デンソーで1年目年収が約470万。2年目の年収は約520万でした!

③大手メーカーで働ける(正社員登用制度もあり)

期間工なら、トヨタやデンソー、キャノンなどの有名な大手メーカーで働くことができます。こういった大手メーカーは内定をもらうのが大変で狭き門です。

しかし、期間工なら比較的簡単に大手メーカーで働けます。将来的に大手メーカーで正社員になれる可能性もゼロではありません。

たとえば、上記の通り、スバルでは「2023年8月1日付けの正社員登用は45名」となっています。

簡単になれるわけではありませんが、真面目に働き続けると評価してもらえるかもしれません。ちなみに、私のまわりでも正社員登用された方がいます!

正社員登用された方はこんな感じだったかな、と思います。

  • 無断欠勤や遅刻をしない(自己都合での早退はできるだけ控える)
  • 積極的に前向きな姿勢で仕事に取り組む
  • 職場の人間関係を乱すような態度や言動は控える
  • 思いやりのある誠実な気持ちよいコミュニケーションを心がける

正社員登用の試験は、主に学科試験と面接試験に分かれており、受験資格を得るために上司の推薦や一定の勤務実績が必要になることもあります。

そのため、長期間コツコツ仕事に取り組むのが大切ですね。

④退職時には失業保険が待機期間なしでもらえる

条件がそろえば、退職時に失業保険が待機期間なしでもらえます。

条件とは、雇用保険の加入などです。失業保険をもらうためには、1年以上の雇用保険の加入が条件です。ただし、期間工だと会社都合で契約が終了した場合は「特定理由離職者」として、半年以上の雇用保険期間でも失業保険が支給されます。

そのほかの条件については、ハローワークの窓口などで確認してくださいね。こういったあたりを事前にしっかり把握しておくと、確実にお金を受け取れますよ!

いろいろ確認するのは面倒かもしれませんが、知っておかないと損することもあるかもしれません。

⑤日本各地での生活を楽しめて休みの日には観光できる

期間工は、寮での生活になることが多く、自宅から離れた場所で働くことがほとんどです。そのため、様々な場所での生活を楽しめる方にとってはよいリフレッシュになるでしょう。

私は、以前は愛知県安城市で働いていました。休みの日は観光しつつ、いろんなお店でグルメを堪能しました。

期間工のデメリット3つ

しかし、期間工にはデメリットもあります。

①業務内容が単調で体力が必要なことが多い

②最長で35ヶ月しか同じ職場で働けない

③勤務時間が不規則で寮生活に慣れるまでが大変

期間工に限った話ではありませんが、仕事には向き不向きがあるため、単調な仕事を続けられるか、勤務時間が不規則でも大丈夫か、など確認してください。

意外に、仕事内容は問題なくても寮生活がしんどかった…という方もいるため、そのあたりもしっかり確認することもおすすめします!

どんな期間工の仕事がある?

ところで、どんな期間工の仕事があるか気になる方もいるかと思うので、3つご紹介します。

トヨタ|在籍1年目で年収465万円以上

日本を代表する自動車メーカー「トヨタ」では、多くの期間工を募集しています。

待遇はかなりいいです!在籍1年目で年収465万円以上。定期的に期間工を募集しているため、ぜひチェックしたいですね。

デンソー|月収30万円以上で各種保険完備

私が働いている「デンソー」もかなり人気な期間工。私は愛知県で働いています。

大手の自動車部品メーカーのため、けっこう雇用条件がいいですよ。月収30万円以上で各種保険完備であることも、めずらしくありません。

キャノン|年収320~350万円で正社員登用制度あり

キャノンという会社も聞いたことがあるのではないでしょうか。

キャノンは、カメラ・ビデオをはじめとする映像機器やプリンタ、複写機など事務機器だけではなくデジタルマルチメディア機器や半導体・ディスプレイ製造装置などを製造する日本の大手精密機器メーカーです。

年収320~350万円で正社員登用制度付きの期間工募集もあります。

>>期間工募集「キャノン」の詳細はコチラから

もっと多くの大手メーカーの期間工の募集を探したいなら、期間工の専門求人サイトをチェックしてみてください。

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期間工に関する口コミ・SNS投稿

最後に、期間工に関する口コミやSNS投稿を紹介します!

肉体労働や寮生活に慣れるまでが大変ですが、短期間で何百万単位のお金を貯めることができるのが最大のメリットです!

体力のあるうちに全国各地の期間工をしながら生活しようかな、と考える方もいるほど。

デンソーの期間工をしている私ですが、けっこうおいしい仕事なんじゃないかな?と思っています。興味があれば、求人情報サイトだけでものぞいてみてはいかがでしょうか。